第5回 タカタ株式会社 チャイルドシート部門 編 PART2 (2003年1月29日取材/2月12日アップ) 世界初!ママ楽ハンドル付・乳幼児兼用チャイルドシート・ミリブ6000!
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タカタの新製品・ミリブ6000 |
第3回危険回避見聞録にご登場いただきました「タカタ株式会社」様が
またまた新しいチャイルドシートを発売されました!その名も「ミリブ6000」。
現在、テレビCMでもおなじみの「ママ楽ハンドル」が特徴。これは絶対試してみたい!
そう思っていたところに、前回の取材でもお世話になった渉外・広報室の菱川豊裕さまから、「ミリブ6000」をお持ち下さるという嬉しいご連絡が!
所長よこやと、前回ミリブ4000をモニターさせて頂いた副所長にしえは、わくわくしながら菱川さまのご来社をお待ちしておりました(^^)
そしてお約束の日、弊社近辺の駐車場で、いよいよ新製品ミリブ6000とご対面ということになりました♪
ひと目見て「わー、かっこいいですねー」とはしゃいでしまった よこや と にしえ。シルバーと赤、黒という、まるでレーシングカーをイメージさせるデザイン。
高級感を感じました。
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★市場調査の結果から生まれたアイデア「ママ楽ハンドル」
チャイルドシート法制化直後に70%だった着用率が、昨年6月の警察庁とJAFが調査の結果では
着用率が約5割にとどまっていることがわかっています。また、菱川さまのお話によると、チャイルドシートを装着していても「十分な取り付け」
ができていない場合が多々あるということが市場調査によりわかったそうです。
取り付けが十分できていない場合(ぐらついた状態)がなぜ危険かというと、
万が一の事故の際に、赤ちゃんがチャイルドシートごと大きく動き、車内の構造物(前席シートバック、ダッシュボード、ピラーなど)に頭や顔をぶつけて
大きな傷害を負う危険性があるからです。
ですから、チャイルドシートはしっかり固定されていないと十分な機能を発揮できない訳ですが、取り付けが簡単にできないチャイルドシートが巷に溢れているということのようです。
そこでタカタが考えついた機能が、この「ママ楽ハンドル」。本当にわずかな力でハンドルを回すだけで、
まるでパパが全体重をかけて乗って取り付けた以上に、シートにしっかり押し付けられるという、すごい機能なんです!
さっそく菱川さまに実演していただきました。
普通に取り付けてしまうと、シートの裏側の構造が見えないので、説明のために、助手席の背もたれを倒して
取り付けて下さいました。
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ミリブ6000の取り付けを 説明して下さる菱川さま |
1.シートベルトをチャイルドシートの裏側に通します。その際、真ん中にあるシャフトの切れ込みに、ベルトを引っ掛けておきます。 |
2.次に側面下部にある「ママ楽ハンドル」を回していきます。尚、このハンドルは両側面にあるので、
どちらでも回しやすい方を回すことができます。 |
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3.すると、ベルトがシャフトにどんどん巻きついていきます。なるほど!の仕組みですね(^^)
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4.だんだんハンドルが重くなり回しにくくなってきたら、小さな持ち手はたたんで、
ダイヤルそのものを回すようにすると、回しやすくなります。最後は「カチッ」と
音がするまで回しきれば、完全にシートに密着して取り付けが完了します。 |
★にしえが取り付けにチャレンジ!
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今度は後部座席に、にしえが取り付けてみることになりました。「車のシートベルトにチャイルドシート固定機能が付いている場合は、シートベルトを全量引き出して、固定機能を作動させてからシャフトに通して下さい。
そうすると、よりうまく取り付けることができますよ。」と菱川さまがアドバイスして下さいました。
あとは先ほどレクチャーしていただいた通りにやってみると、本当に簡単に取り付けることができました。
ハンドルが想像以上に軽く回せることにビックリ!!こんなにクルクル回せるなんて!!それなのに、ベルトは座席にぎゅーっと喰いこんでいます。(写真真ん中)
こんなに喰いこませるためには、パパが全体重を乗せてもなかなかできないでしょう。そして、取り付けが完了した後、チャイルドシートを力いっぱい
動かそうとしても、びくともしませんでした。スゴイ!(@@)改めて感動しちゃいました。
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★他にも嬉しい機能がいっぱい!
さらに、会社から持参したクマちゃんを赤ちゃんに見立てて乗せてみました(^^;。そしてまたまた感動!
ベルト部分がミリブ4000よりも数段グレードアップしていたんです!
ベルトから赤ちゃんが抜け出せないようにしっかり
クリッピングする「ハーネスクリップ」が、ミリブ4000は単なるクリップ型だったのですが、カチャッと簡単に
はめられる構造に進化していました。また、バックル部分も、ミリブ4000は片方ずつはめ込まなければなりませんでしたが、
赤ちゃんの乗せ降ろしを考えて挿入しやすい一体化タングと外しやすいプッシュアウト機構が取り入れられていました。
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そして、にしえが一番嬉しかった機構は、シートの両サイドについていて、シートと同じ素材でできたアーチです。
これは、ハーネスのバックルを一時的にひっかけておくところなのです。にしえがモニターしたミリブ4000にはこのアーチがなく、
まだ首も据わっていない赤ちゃんを座らせる際、ハーネスをうまく開いた状態で座らせるのは、少し難しかったのです。
首も据わって、片手で抱っこできるようになった今も、片手でベルトを開きながら座らせているのですが
やはりちょっと手間取ってしまいます。しかし、このアーチに両方のバックル部分をひっかけて開いた状態にすれば
赤ちゃんをラクに座らせることができるんです(^^)
ミリブ4000のモニターをした時に望んでいた機構が実現されていて、とっても感激!ほんのちょっとした小さな気遣いのようですが、本当に便利だなあと思います!
(ミリブ4000のモニターレポートはこちら。)
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駐車場でミリブ6000の取り付けレクチャーをして頂いた後、菱川さまを初めて弊社にご案内致しました(^^)。
そこで記念撮影♪ 有無を言わさずお写真を撮らせていただいてしまって、失礼致しました(^^;;;
また、前回に引き続き、当研究所にご協力いただきまして、心より感謝申し上げます! 菱川さま、ありがとうございましたm(_ _)m
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弊社にて記念撮影 右から、よこや、菱川さま、にしえ |
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商品名 : ミリブ6000
商品番号 : MLB6001〜6002
カラー : ブラック,レッド
適応範囲 : 体重18kg未満(0歳〜4歳頃)
サイズ : W477 × D550 × H660mm
重 量 : 8.5kg
標準価格 : ¥74,800(消費税別)
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第5回の危険回避見聞録はいかがでしたか? さて次回はどちらににお伺いしようかしら?乞うご期待(^^)!
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