第2回 セコム株式会社 セコムグループ広報室 編 (2002年1月29日取材) ココセコム、モニター募集!詳細は記事中をご覧下さい。(*2002/03/31終了) |
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昨年11月27日、新幹線の中で1億円相当の宝石の入ったバッグが盗難に遭い、バッグに忍ばせておいた「ココセコム」という端末のお蔭で、セコムが提供した位置情報をもとに警察が追跡して2名の外国人を約1時間でスピード逮捕したという事件をご記憶の方も多いのではないでしょうか?
当サイトで実施したアンケートの中にも、「ココセコム」についての書き込みが数件あり、子を持つ親の関心を集めているようです。
そこで今回は、この「ココセコム」のサービスを提供している「セコム株式会社」さんにおじゃまさせて頂きました!お話を聞かせて下さったのは、セコムグループ広報室課長の吉田典彦さんです。
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さて、セコムと言えば、長嶋さんのテレビCMの「セコムしてますか?」で有名ですよね。ですから、「ホームセキュリティの会社」というイメージが強いかと思います。実は、昭和37年に「日本警備保障」として、企業向けセキュリティからスタートしているんんです。当時は常駐警備、巡回警備を中心にサービスを実施していました。そして昭和41年に、人と機械をうまく利用した「オンラインセキュリティシステム」をスタートさせました。現場のセンサー(機械)が異常を感知し、その異常をコントロールセンター(人が24時間見張る)が信号で受信し、緊急対処員が現場急行する、という今は当たり前のようなシステムですが、当時はかなり画期的だったと言えるでしょう。これが、昭和56年には家庭向けサービスとしてスタートし、いわゆる「ホームセキュリティ」として世に広まるようになったわけです。そして昭和58年、セコム株式会社と社名変更。さらに1995年の阪神大震災や地下鉄サリン事件をきっかけに社会の防災・防犯意識が高まったことや、犯罪件数の増加・凶悪化、核家族化、都市化、高齢化が進むといった社会構造そのものの変化や人々のライフスタイル変化に伴い、セコムホームセキュリティの加入者は近年激増!2001年には20万件を突破したというわけなんです。 |
本社併設のショールームで ホームセキュリティ端末の操作を 説明して下さる吉田さん |
セコムはこのようにしてホームセキュリティのシェアを広げていったわけですが、2001年4月より、いよいよ個人や車両を対象としたセキュリティサービスを開始しました!これぞ、冒頭にご紹介した「ココセコム」です!
端末のサイズは11.7cmと、パンフレットで見た時には「ん?意外と大きめ?」とちょっと心配だったのですが、これが実物を手に取ってみると、60gとなんとも軽いんです!これなら携帯しても、ちっとも邪魔になりませんね。また専用ストラップやカバーもあるそうなので、子どもや高齢者の方たちも携帯しやすいと思います。契約の形態としては、「人」「車両」と2種類あり、それぞれ契約の際に、人物情報もしくは車種情報やナンバーを確認します。
また「ココセコムEZ」というシステムもあります。これは、auのGPS携帯電話にココセコムサービスをプラスしたもの。ターゲットは子どもと高齢者ですが、あくまで「位置情報の提供」と体調が悪くなったりケガをした場合の「救急信号の発信」が目的なので、防犯としての緊急通報は対象外だそうです。料金は加入3500円+月300円、出動は契約料金の他に別途\10000/h、救急信号発信は700円/回となっています。
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右がココセコムの端末、 左がココセコムEZ対応au携帯電話 |
ココセコムの専用HP ここで居場所を検索できる |
ここで「ココセコム」の仕組についてご説明しましょう。まず、ココセコムを携帯している対象者や車両の現在地が知りたい場合、2つの方法で検索することができます。1つは、専用ホームページにアクセスし、地図上で対象者や車両の位置を確認することができます。(左の写真が、その画面です)その上で、必要であればオペレーションセンターに電話で連絡し、現場急行要請を依頼することもできます。もう1つの方法は、直接オペレーションセンターへ電話し、センターの画面上で追跡してもらい、対象が停止した時点で現場急行してもらうという方法です。いずれの場合もGPSと携帯電話のアンテナを利用して捜索するため、最良の条件下での誤差は5〜10m以内!PHSアンテナを使った捜索の誤差は100m前後と言われていますから、その正確さには驚きです!また、先述した通り、現場急行するのは、対象者や車両がある程度停止した状態の場合のみで、車や電車等で移動している場合は、実際に出動して追跡することはしません。追跡はあくまで画面上のみになります。また現場急行は契約料金の他に別途\10000/hかかり、対象者(車両)発見後は、契約者が現地まで対象者(車両)を引き取りに行くシステムになってます。(もしくはタクシーに指示をして乗せてもらうことも可能です)
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「緊急対処員の方は、子どもでもひと目でセコムの方と認識できますか?」と質問してみると、「緊急対処員は男性一人で、制服・ヘルメット・ワッペン・身分証明証など着用・携帯しているので、お子さんでもすぐにわかりますよ」とのことでした。安心安心(^^)緊急対処員は全国約1000ヶ所のデポ(緊急発信基地)に常駐していますが、セキュリティ上その場所は契約者以外には非公開だそうです。こういった配慮にも信頼感が感じられますね!
*契約金、付属品、体験談などは、HPを参照してくださいね。 ↓ 「ココセコム」 |
本社エントランスは、 さすがのセキュリティ! 緊張しつつパネル操作で 吉田様をお呼び出しする所長よこや |
★「ココセコム」モニター2名募集!⇒2002/03/31締切りました!→モニター結果はこちら
なんと、今回「ココセコム」を、セコム様より2機ご提供頂けることになりました!そこで当サイトでは、モニターを大募集!ぜひ体験してみたい!という方は、以下の項目を明記の上、以下のアドレスにメール下さい(^^)審査の上、当選者を決定させて頂きます。(締切2002.3.31)
・お母様のお名前・ハンドル・メールアドレス・ご住所・お子さんの性別と年齢 ・第2回危険回避見聞録についてのご感想、もしくは、我が家の防犯対策の現状
info@kiken-kaihi.org 「ココセコム」モニター係
尚、モニター条件は以下の通りですので、予めご了承の上、ご応募下さいね。
・加入金(5,000円 最初のバッテリー1個分の代金を含みます)と付属品代(充電器2,000円)は免除
・月額基本500円1年分の6000円は、最初に当研究所よりお支払いします。
・位置情報提供料金(オペレータに電話して位置情報を取得する場合300円/回、パソコンもしくは携帯電話 で専用のホームページにアクセスして位置情報を取得する場合、毎月2回まで無料、その後は100円/回) は自己負担でお願いします。(応募者の方の銀行口座より引き落としになります)
・現場急行サービス(10,000円/回)をご利用の場合は自己負担でお願いします。
(応募者の方の銀行口座より引き落としになります)
・契約期間は1年、以後の更新は利用者の意志によります。
・契約手続きは、お近くのセコムにてお願いすることになる予定です。
*基本のモニタープランは以上の通りですが、モニター決定後、御希望により、「4ヶ月間、現場急行サービス以外の月額基本料金と位置情報提供料金は一切無料、4ヶ月後の更新は利用者の意志によります」というプランもご用意しています。
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第2回の危険回避見聞録はいかがでしたか(^^? さて次回はチャイルドシートアセスメントで非常に優秀な評価を得たチャイルドシートを 製造販売されてらっしゃる「タカタ株式会社」様にお伺いしました! さあ、本当に安全なチャイルドシートとは?! 乞うご期待(^^)!
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