現在、子どもの危険回避研究所では、地域安全マップづくりの実習講義はお引き受けしておりません。以下の事例は、2007年8月までの過去のものです。 今後、地域安全マップづくりの実習に関しては、NPO法人「地域安全マップ協会」が担当いたします。子どもの危険回避研究所の講演依頼フォームからご依頼いただければ、こちらからご紹介いたします。
2007年8月29日 くまもと犯罪の起きにくいまちづくり県民会議 「地域安全マップ作製指導者研修会」
熊本県の主催で、地域防犯リーダー・学校関係者・保護者・市町村職員の方々などを対象とした、地域安全マップ作製指導者研修会が、実習を伴う形で開催され、所長の横矢が講師をつとめました。 まず、50分程度の事前講義を横矢が行い、みなさんには県庁周辺でフィールドワークを1時間半ほど実施していただきました。 その後、昼食をはさんでマップづくりをしてグループごとに発表をしていただき、横矢が講評とまとめのお話を致しました。
2006年12月9日 中野区文園児童館 「安全かな?私たちのまち〜学ぼう!作ろう!地域安全マップ」
中野区文園児童館において地域安全マップづくりが行われ、副所長の西江が講師としてお招きいただきました。 まず、子どもたちにマップ作りの事前講義をパネルシアターを使って30分ほどした後、子どもたちにフィールドワークに出発してもらい、その間に、保護者や地域の方々に「犯罪や事故から子どもを守るためには大人は何ができるか」ということについてお話させていただきました。 その後、昼食をはさんで、マップづくりをして、最後は講評という流れになりました。あいにくの天候でしたが、子どもたちも元気よく取り組んでくれてよかったと思います。
2006年10月21日 「岐阜県興文地区社会福祉大会“ふれあいフェスティバル2006”地域安全マップづくり」
2006年3月23日「長野県 通名小学校 地域安全マップづくり」
当日のマップ作りは、学校から自宅まで30−40分かかるという地域で実施されました。学校前から地域の商店街を抜け、住宅地を通り、しばらく田んぼや畑(ブドウ畑があり、夏は見通し悪い)を歩いて、新興住宅地に帰るという子どもたちで、中核となるのは4年生の女の子とお母さん、そこに低学年の子どもたちが加わるという形になりました。
2006年3月15日「富山県 地域安全マップ指導者養成研修会」
2005年12月17日「横浜市旭区 善部小学校 地域安全マップづくり」
2005年12月3日「親子で学ぶ“防犯”教室〜地域安全マップをつくろう〜」
2005年11月24日「東洋英和女学院 中学部 地域安全マップづくり」
横矢の母校でもある東洋英和女学院では、数々の講演を実施させていただいておりましたが、今回はフィールドワークも含めた実際のマップづくりを実施いたしました。 マップづくりを体験したのは、2年生。学校のある六本木と麻布十番周辺を班毎に1時間ほど歩き、危険だと思う場所や安全な場所をチェックしたり、地域の方々にインタビューをしたりしてみました。その成果をマップにまとめ、3年生になる来年4月には、新一年生に向けて発表する予定です。 そして、この一連の活動を毎年続けていきたいと考えているそうです。 地域安全マップづくりで一番重要なのは、街歩きをするプロセスです。そして出来上がったものを後輩に向けて発表し、この活動を継続させていくということは、子どもたちの危険回避能力を育むために非常に効果があると思います。 テレビや新聞の取材も入り、六本木という場所柄、マスコミの注目度も高かったようです。これが全国の学校関係者の方々に対して、よい意識付けになることを期待しています。 (右の写真は、2006年4月9日の朝日小学生ウィークリーに掲載された記事です。)
中野区青少年環境浄化推進協議会が主催で、環境浄化関連の街の様々のお仕事をしてくださっている方々である中野区青少年育成地区委員会委員、およびPTA関係者の方々を対象に、地域安全マップの作り方について講義いたしました。事前に、参加者の方々に、ご自宅周辺の危険や不安を感じる場所について写真撮影やレポートをお願いして、当日は数名に発表していただきました。 「地域安全マップをまず地域で作り、来年度から小学生を巻き込んで作っていきたいので、手伝って下さい」ということでしたので、いずれまたお手伝いさせていただくことになりそうです。楽しみですね。
「安全・安心まちづくり実践塾」の講師として、立正大学文学部社会学科助教授 社会学博士の小宮信夫先生と参加しました。 写真は左上から、まちあるき前の打ち合わせ風景、まちあるきの様子、そして上記は発表の様子です。