このページの冒頭のグラフでもわかるとおり、子どもに対する心配ごととして「アレルギー」がかなり大きい割合を占めています。
そこで更に、心と体の心配ごとについての設問で「アレルギー」と答えた方々の内訳をグラフにしてみました。やはり圧倒的に「アトピー性皮膚炎」「喘息」で悩んでいる方が多いことがわかりました。
また特筆すべきは「精神的要因」や「精神的ダメージ」についてです。アレルギー反応とは本来、体に症状がでるものなので「体のトラブル」として分類していたのですが、実は精神的なトラブルを引き起こすケースも多々あるのだということを改めて認識させられました。
例えば、上のグラフを見ると「精神的ストレスによるアレルギー 7%」とあります。これは、家庭環境の変化などによる精神的ストレスがアトピー性皮膚炎や喘息を起こさせてしまった例が挙げられています。次に下のグラフを見て下さい。「アトピー性皮膚炎などによる精神的ダメージ 7%」とあります。これは、アトピーそのものより、アトピーであるというだけで「いじめ」のターゲットにされてしまったりすることへの心配が挙げられています。