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 今週のキーワード ⇒ 【 防犯設備士 】 


「防犯設備士」とは?

 警察庁の指導の下、(社)日本防犯設備協会において、平成4年2月から防犯設備士の養成と資格認定試験が実施されています。防犯設備士は国家資格ではありませんが、発注者から条件として指名される例もあるようです。
 「防犯設備士」とは、「侵入盗、強盗の手口を研究し、何処に何を設置すればよいかということを、理論的な裏付けに基づき設計施工を行い、さらに、運用管理できる人たち」のことです。またこの防犯設備士の上位資格として「総合防犯設備士」があります。
社団法人 日本防犯設備協会HP参照)

※「防犯設備士」とは 2008年3月現在 16,531名
防犯設備に関する専門的な知識及び技能に基づき防犯設備の設計及び維持管理に関する業務を行うもので、(社)日本防犯設備協会が実施する防犯設備士資格試験に合格し協会に登録された者。

※「総合防犯設備士」とは 2008年3月現在 232名
防犯設備の専門家として防犯設備に関する専門的な知識及び総合的な応用能力と適正を有し、防犯設備の設計、施工、維持管理、診断、管理、監査並びに防犯設備士の指導育成を行うもので、(社)日本防犯設備協会が行う総合防犯設備士資格試験に合格したもの。総合防犯設備士資格者試験の受験資格は原則として防犯設備士として3年以上の業務経験を有するものです。
NPO法人 福岡県防犯設備士協会HPより抜粋)


社団法人 日本防犯設備協会
昭和60年に 「防犯対策懇談会」が開催され、警察庁より良質、安価な警報機器の研究・開発・普及を要請されたことをきっかけに設立された協会です。このHPでは、防犯設備士及び総合防犯設備士の資格取得や養成講習について紹介されています。
 また、防犯設備機器にはどんなものがあるかということもカテゴリ別に詳しく紹介されているので、家庭の防犯対策を考える上でとても参考になるでしょう。

各地域の防犯設備士協会

全国各地に、特定非営利活動法人(NPO)や組合・任意団体として、防犯設備士協会が存在しています。以下に列挙したサイトは、その一部です。

NPO法人 大阪府防犯設備士協会
大阪府防犯設備士協会は、2001年11月15日、(社)大阪府防犯協会連合会の特別会員として、安全産業に関わる企業及び個人が、それぞれの事業所の枠を越えて緊密に連携協調し、警察と協働の上、より安全で信頼できる防犯機器・防犯設備の普及促進や各種の地域安全活動を通じて府民の防犯意識の高揚を図り、地域の安全・安心により貢献するため設立された団体です。

NPO法人 神奈川県防犯設備士協会

(社)日本防犯設備協会認定の神奈川県在住の防犯設備士が集まって設立した県民のためのボランティア団体です。

埼玉県防犯設備士協会

この協会独自に「セキュリティ診断士」という資格を認定しています。セキュリティ診断士は、埼玉県内に在住または在勤する協会の会員(法人会員を含む)の「防犯設備士」であることが条件で、 協会が実施するセキュリティ診断士養成講習を修了し、考査に合格した人が資格を得ることができます。

NPO法人 京都府防犯設備士協会
警察と連携しながら、府民等に対して無料で防犯講話、防犯診断などを度々実施しています。

千葉県防犯設備士協会
平成18年4月に設立された協会で、事業内容は防犯に関する情報収集、調査及び研究、優良な防犯機器・システム及び防犯性能の高い建物部品の普及に向けての啓発及び導入促進に関わる活動、防犯相談・防犯診断の実施、マンション・駐車場等を対象とする優良防犯認定制度の導入促進及び関連業務の実施などです。

NPO法人 福岡県防犯設備士協会

福岡県警察・(社)日本防犯設備協会・福岡県防犯協会連合会の方々を顧問・参与に防犯機器・錠前の専門メーカーと専門施工業者、錠前取扱業者や防犯設備士が加盟している。約125名の「防犯設備士」2名の総合防犯設備士を擁している他、「防犯設備アドバイザー」37名(福岡県警察生活安全部長と協会理事長より委託を受けたもので、それぞれ専門分野を持っている)が県民の求めに応じて防犯診断や講話などボランティア活動を続けています。
近所の協会員を探せるページもあります。

北海道防犯設備士協会
北海道防犯設備士協会は、社団法人日本防犯設備協会認定の北海道在住の防犯設備士が集まって設立し道 民の防犯意識の高揚を図り、北海道が展開する総合的な防犯活動の一翼を担い、 地域の安全・安心なまちづくりに貢献するため設立された団体です。


どんな人が、防犯設備士になっているのか?
セキュリティ産業新聞2007年12月10日号より
「防犯設備士活躍の場を作る」  インタビュー 日本防犯設備協会 岸本事務局長

受験者層についてなど、インタビュー記事になっています。


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