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富山県PTA連合会>「『こども110
番の家』名称及び看板の統一に向けての取り組み」 |
子ども達の行動範囲が広域化する中、『こども110 番の家』の看板や名称がバラバラとなっていては、他地区から訪れた子ども達が、目の前の『こども110
番の家』に気づかずに犯罪被害者となってしまう危険性があることや、運営母体のバラツキがある状態では、各団体がそれぞれの立場で取り組みを継続したり強化したりしても、統一性や普遍性に難が生じるだけでなく、継続性や効果的なPR等にも問題が生じることも否定できないため、こども110番の家の名称やマニュアルなどを統一すべきであるということが書かれており、平成17年1月現在で統一を実現している都府県のリストなども掲載されている。
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Voluntar
NET>「セイフティ・ハロウィン」〜こども110ばんをさがせ〜 |
東京・中野区の桃が丘児童館では、会ったこともない店や家の方に、本当に助けを求めることができるのかという危惧から、子どもたち自身が身の安全を守る力をつけられるようにと「こども110番の店・家」を訪ねるイベント「セイフティ・ハロウィン」を2006年10月に開催。
「セイフティ・ハロウィン」に集まった子どもたちは31人。それぞれ色とりどりのハロウィンの衣装を身につけ、10人ずつ3班に分かれて、自分たちで「こども110番の店・家」を探して訪ねた。
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●いつ、どこから始まったのか |
(以下、広島県「子ども110番の家おたすけサイト」より抜粋)
平成6年4月,岐阜県羽島市において,小学校2年生の児童(7歳)が,下校途中に殺害されるという痛ましい事件が発生しました。
この事件を教訓として,平成8年3月,可児市今渡北小学校PTAが中心となり,警察・地域防犯協会等と連携し,通学路周辺の理容院・美容院・コンビニエンスストア・ガソリンスタンド等が,「つきまとい」や「声かけ」等の不安を抱かせる事案に対して,緊急避難先として子どもを保護するとともに,警察への連絡等の措置を講じることにより,事件の未然防止を目的に,「子ども110番の家」として,子どもに分かりやすいステッカーを掲示したのが始まりです。
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●現在、全国にどれくらいの数の「子ども110番の家」があるのか |
「子ども110番の家」の数(警察庁が把握している数)は、 H18年12月現在で 約189万か所です。平成20年度である現在ではさらに増えているものと考えられ、警察庁が把握していないものを含めれば、相当な数であるものと推定されます。 |
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●「子ども110番の家」の人と信頼関係を築くには、どうしたらいいか |
子ども110番ウォークラリー(シールラリー・スタンプラリー・発見ラリーなどバリエーションあり)などが、全国各地で実施されています。インターネットで検索すれば、たくさんの事例が出てくるでしょう。
また、学区内の子ども110番の家に年に一度「お礼とお願い」を兼ねて子どもとPTAがグループになってあいさつ回りをしたり、ささやかなプレゼント(花の苗やお礼のお手紙など)を贈呈するイベントを開催している学校もあるようです。 |
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●「子ども110番の家」の看板やシールが色あせているところは、どうしたらよいか |
古くなったシール(日光で色あせたりはがれたり)は、意味がない。関心がある人が多いという抑止効果も期待するのに、逆効果になる。
・依頼しっぱなしにすると、その家の状況が変わり、誰も対応できない家も増えてしまう。定期的に依頼のし直し、チェックすると良い。 |
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●なぜマークやマニュアルを全国統一しないのか |
子ども110番の家は、そもそも自主的に元PTAがスタートしたものなので、自主性を重んじています。地域によって、学校、警察、自治体など、主体になるところがまちまちなので、まとめる必要はないと思われます。グループで作ったマーク(シール)を外して、統一したものにするということに意味があると思えないからではないでしょうか。 |
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●本当に安全なのか?必ず人がいる家で、マニュアルを理解しているという条件をつけるべきでは? |
ハードルが高くなると、参加してくれる人が激減すると思われます。 でも、少しずつ理解してもらうことも重要でしょう。 |
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●どのくらい役にたっているのか |
犯罪自体、そうそう起きるものではないので、現実に役立った話はあまり聞くことはありません。トイレを借りにきた子がいる程度のようです。
しかし、防犯は即効果が出なくても、出ると思われることを地道に続けることが大切です。 |
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●街中子ども110番の家(全戸)を目指す地域があるが、子どもが本当に逃げ込みやすい家がわからなくなるのではないか? 適正な戸数は? |
非常時にきちんと対応してくれるかどうかということを考えると、戸数を増やす目的を達成させるよりは、実際に動ける家にお願いした方が良いとは思います。しかし、戸数を増やせば、抑止効果という面では期待できるでしょう。 |
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●「子ども110番の家」として活動したい場合はどうしたらよいか? |
実際に、ご近所の「子ども110番の家」を訪問して、詳しいお話を伺ってみることから始めて下さい。地域によって母体も異なりますので、どこに申し出たらよいかも教えていただけるでしょう。また、マニュアルがあるようでしたら見せていただき、自分が本当に活動できるかどうか判断材料にしてみてください。 |
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タクシーこども110番 |
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東京の法人タクシーは、警視庁及び東京都の協力を得て「タクシーこども110番」の取り組みを平成18年4月26日(水)より始めました。24時間走りつづけるタクシーの特性を活かし、犯罪に巻き込まれやすい「こども達」の安全を確保することに努め、「タクシーこども110番」車は目印としてステッカーが車体に貼ってあります。事件に巻き込まれそうになった「こども」が助けを求めてきた場合、子どもを保護し、警察に通報します。
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理容こども110番の店 |
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全国の理容組合加盟店では、各種犯罪から緊急時に駆け込める場所として、理容こども110番の店を実施しています。
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子ども110番の工事現場 |
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歩行者や周辺住民へ迷惑をかけることが多かった路上工事の現場を、こどもを見守り、保護する場所として提供することで、犯罪抑止効果による地域貢献、地域との連携強化等を目指しています。
この取り組みは、中国地方整備局広島国道事務所が2006年1月から全国で初めて導入し、同3月より中国管内全域の取り組みに努めています。
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岡山県 「子ども110番の家セーフティーコーン」設置について
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岡山県では平成18年以降、小学校区単位で「子ども110番の家」に岡山県マスコット・ももっちのイラスト入りのセーフティーコーンを設置するモデル事業を実施中です。
このセーフティーコーンの設置は、子どもたちの目線で「子ども110番の家」がより分かりやすく、また、地域ぐるみで子どもたちの安全を守るという気運を一層高めることなどを目的とするものです。 |
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