商品テストをしてみよう


●糖度計を使って缶飲料の糖度チェック!

 安全教育についてお話を伺いに行った(財)消費者教育支援センターで、糖度テストについて教えていただいてきました。

まずはクイズです。
クイズ■さて、コーラ350mlの缶には、どのくらい砂糖がはいっているでしょう?

答えは、別のページに用意しました。見てみてください!<解答はここ>

すごい量にびっくり! 冷やしたり、炭酸を入れたりすると、そんなに甘く感じなくなるのですね。

 で、近所の「消費生活センター」に行けば、糖分がどれだけ含まれているか調べられる「糖度計」を貸し出してくれるというので、さっそく借りに行ってきました。
 連絡先と名前を記入すると、区内在住、在勤の人は2週間借りられるとのこと。使用方法も説明してもらえました。


さっそく子どもとテストしてみましょう


<テスト方法>

  1)缶やペットボトルを集めて室温にする(炭酸飲料の場合、炭酸を抜く)

  2)糖度計のテスト板の上を水でぬらしたティッシュでふく

  3)用意した飲料をテスト板にたらす

  4)糖度計を覗いて、温度計のような目盛を読む(0〜32%)
   そこで出てくる数値は、100ml中に含まれる糖分です。

   *缶一本中に含まれる糖分を計算するには、例えば300ml入り缶の場合
   (結果が10%だったら、300ml×0,1(つまり10%)=30グラム=3グラムの砂糖10本となります)

●テストを終えて


結果は、敢えてここには書きません。みなさんも、難しく考えないでテストしてみてください。
ただ、我が家では、つい飲んでいたペットボトルのジュースを子ども達の提案でやめました。いいきっかけになったと思います。
 テストのために缶ジュースを買わなくてはいけないので、何人かで集まってテストしてみるといいですね。

 子ども達と楽しく実験しながら、生活について見なおす機会を作ってください(^_^)

世田谷区の場合は、「出前講師」というシステムがあって、センターの講習を終了したボランティアの方が、暮らしに役立つ学習会の出前をしてくれます。(身近な環境の話、悪質商法の話、食生活の話、簡単にできる実験教室など)内容や時間などは相談に応じてもらえます。
 これはあくまで世田谷区の場合ですが、近くの消費生活センターに問い合わせてみてください。

全国にある消費生活センター問合せ先


また、ご自分で実験するのは無理だわ、という方には、センターでみつけた良い本をご紹介します。センター等で閲覧することも可能です。
月刊「食べもの文化」 \530(送料\76) 雑誌コード:O6OO3

問合せ先:(株)芽生社(めばえしゃ)TEL:03-3579-7851
7月号の特集「飲みものはやっぱり缶入り、ペット入り、ビン入り(ドリンク剤)ですか?」
最新の飲み物の糖度一覧が出ています!