■ 学校への不審者侵入の現状 ■ |
●トピックス 学校の安全神話は崩れつつあります。。。
先生もお友達もたくさんいて、勉強するための場所、「学校」。子どもたちにとっては、当然「安全」であるべき場所でした。しかし恐ろしいことに、近年「学校=安全」という公式は成立しなくなってきているのが現状です。校内暴力、体罰、校内事故、いじめ、学校崩壊。。。「学校」には様々な危険が潜んでいます。
そして、最近では、校内に不審者が侵入する事件が全国で多発しています。大きな事件として記憶に新しいのは、1999年12月21日京都府日野小学校で起きた小ニ男児殺害事件です。こんなにひどい事件があってよいものか!という惨劇で、全国を震撼させましたが、また先日、恐ろしい事件が起きてしまいましたね。大阪教育大付属池田小学校での殺人事件。
このような恐怖から、私たちはどうやって子どもを守っていけばよいのでしょうか?残念ながら、その答えをすぐに出すことはできません。この問題を解決するには、社会のしくみ、法律のしくみ、教育施設構造などなど、大きな部分を根本から見直さなければならないからです。
だからといって、私たちが何もせず、ぼーっと状況を傍観しているだけではいけないと思います。まず何ができるか。それは情報収集でしょう。いつ、何故、どこで、どんな事件が起きて、どんな風な結果になったのか。そして地方自治体や警察、国はどのような対処をしたのか。こういったことを情報として自分の中に蓄積していくことによって、だんだんと「私たちはどうしたらよいのか」が見えてくるのではないでしょうか?
以下に、「学校と犯罪」をテーマにリンク集を作ってみましたので、ぜひ、みなさまの情報収集にお役立て下さいm(_ _)m
[1] 学校で起きた犯罪情報
Kyoto Shinbun 1999年12月21日に起きた京都府日野小学校小ニ男児殺害事件について詳しく知ることができます。あれから1年半経った現在でも、しっかりと更新されていて、自殺した犯人の裁判、その後の遺族の活動、地域住民や学校の対策状況などがわかるようになっています。 「日野小 児童殺害事件」
YAHOO!NEWS 地域トピックス 各新聞による2001年5月8日に起きた大阪教育大付属池田小学校における児童殺傷事件の特集記事や続報、専門家たちのコメント、その他関連記事などを閲覧することができます。テレビ報道よりもより突っ込んだ内容の物が多いので、情報としては質が高く、参考になります。 「大阪小学校児童殺傷事件」
Yomiuri On-Line/ニュース 大阪教育大付属池田小学校における児童殺傷事件の最新情報を閲覧できる他、関連記事のリンクがかなり充実していて、国や地方自治体の動きや、その後の学校の様子などが、とてもよくわかるようになっています。 特集 「大阪の児童殺傷」
文部科学省ホームページ 2001年6月8日の報道発表による文部科学省大臣のコメントです。
●6月13日文部科学大臣緊急アピール(保護者向け)が発表されました。「大阪教育大学附属小学校事件に関する文部科学大臣談話」
毎日インタラクティブ 2000年02月07日の記事です。幸い大事には至っていないようですが、学校への不審者侵入例の一つです。 「兵庫県加古川市で小中学校への不審者の侵入増加」
YAHOO!掲示板 事件に対しての、様々な人たちの意見を閲覧することができます。もちろん、あなたの意見を書き込むことも可能です。 国内ニュース(犯罪)
[2] 国や地方自治体の「学校に関連する対策」事例
文部科学省ホームページ 1992年3月31日に作成された「小学校施設整備指針」及び「中学校施設整備指針」が 2001年3月30日に改訂されました。その具体的内容が答申として掲載されています。
主な改訂箇所は、平成14年度から実施される完全学校週5日制やコンピューター導入による情報化、障害がある児童、生徒に配慮したバリアフリーの校舎や体育館、校庭など今後の学校施設づくりの在り方の部分ですが、その他にも、室内の空気を汚染する化学物質の発生がない建材を用いたり、不審者の侵入や犯罪防止のために自動警報装置、防犯監視システムの導入の必要性が記述されています。「学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議」
きりんさんのバーチャル学校 教育関係のニュースが毎週更新されています。過去のニュースも「資料室」というコンテンツで閲覧することもできます。 校長通信「edu情報」
K's PRESS くぼたきみ子の県議会レポート 山口県県議会議員の久保田きみ子さんの県議会レポートです。1年前の情報ではありますが、県議会において「子どもに対する犯罪防止対策」がどのように議論されているかがわかります。一つの例として参考になります。 「2月定例会での一般質問全文」(2000年3月7日)