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 4年前に講演に呼んでいただいた横浜市の小学校のPTAだった宮坂さんから、ご本人が勤務するインターネットサービスを提供する企業ニフティの社会貢献プロジェクトへの取材依頼がありました。講演も、宮坂さんからの発案で呼んでいただいたとのことなので、これで2回お声がけいただいたわけですね。

 今回は、私もあれこれたくさんおしゃべりしてしまったので、まとめるのが大変だったと思いますが、私は楽しかったです!宮坂さんも三人のお子さんを育てている体験をお話くださいました。情報交換は大切ですね。(横矢)

 以下、宮坂さんから届いた原稿です。


ネット企業から伝えたいこと
(ニフティ株式会社 社会活動推進室 宮坂啓子)  

  数年前、子どもの通信教育教材の保護者向け小冊子にあった「子どもたちを取り巻く危険と回避方法」という横矢さんの連載を見て、「うちの小学校でぜひ講演していただきたい!」と思ったのがお声がけさせていただいたきっかけでした。当時、「子どもの危険回避研究所」のページから横矢さんのプロフィールを拝見させていただき、「ご自身の経験から、社会のためになる活動をされていらっしゃるスゴイ人!!」という印象を受けました。

 今回は取材で、1時間以上、いろいろとお話を聞かせていただき、横矢さんのポジティブな姿勢やパワフルさに改めて感動しました。インタビュー中、ご自身も「実際に転んだ時、転んだ原因は何か?から始まって、転ばないようにするにはどうすればいいか、はたまた怪我にあう湿布は何がよくて、どう貼るかなどなど、いろいろなことをとことん考えちゃうのよねぇ。」と話されていましたが、本当に“転んでもただでは起きない方”でした。(笑)

 取材中、“子どもと携帯電話”の話題になりました。横矢さんも私も、自分たちの子どもにも携帯を持たせて、問題も起こったことはあるけど、最初から持たせないというのはおかしいし、逆に親も子も携帯電話に依存している(手放せない)状態もおかしい!!と同じ意見で盛り上がりました。

 今回の取材内容をまとめた社会貢献プロジェクト「心、ひろがるブログ」にも書きましたが、横矢さんは「携帯電話も長いエスカレーターもエレベーターもシュレッダーもトラブルを巻き起こすけれど便利な面もあります。何でも排除するのではなく、うまく生活に取り入れる方法を考えると良いと思います。その時に大切なのが、新しいことには新しいリスクが生まれるという視点なんです。」と話されています。
※詳しくは当社の社会貢献プロジェクト心、ひろがるブログVol.15 後編をご覧ください。

 私の勤務するニフティ株式会社はインターネットサービスを提供している会社です。ここ10年くらいの間に急速に普及したインターネットも、便利な反面、犯罪に巻き込まれてしまう危険もあわせもっています。インターネットを正しく使うためには、“情報社会で安全に生活するための知識や態度(知識)”だけでなく“ネットワーク社会でのルールや正しい判断、公共心(心)”もいっしょに磨く必要があります。ニフティではインターネットの健全な発展のため、特に子どもたちが正しくインターネットを利用できるように「知識」「心」両面の「情報モラル教育」の支援活動を行っています。

以下は、どなたでもお使いいただける情報モラル教育のためのWebコンテンツです。

「インターネット体験ドリル」(知識を磨くコンテンツ)
違法有害サイトを疑似体験しながら情報モラルの知識を学ぶことを支援する小学校高学年向けのWebコンテンツ

「動物エゴグラム」(心を磨くコンテンツ)
自己理解・他者理解の意識を高め、ネットいじめや誹謗中傷といった行動に走らない、自己をセルフコントロールできる人を育てることを支援する中高生向けのWebコンテンツ

横矢さんはご自身の活動を「巻き込み型」とお話されていましたが、私たちもそれを見習い、ネット企業ならではの「情報モラル教育」支援活動を巻き込み型で行っていきたいと考えています。