■アンケート調査の概要
■主な設問
■簡易結果報告と考察
★屋外スポーツ事故(13歳児の例)
走り幅跳びで、着地で足をひねり、太ももを骨折。スパイクの紐が絡んだからそうで、事前にしっかりと確認しておくべきだった。
★屋内スポーツ事故(10歳女児の例)
娘は器械体操をやってまして、先の試合で跳馬で”ツカハラ”という技をやったんです。ついたてが外れて跳馬の向こうに頭からふっ飛んで、一回バウンドして倒れ込みました。3メートル以上飛んだでしょうか?しばらく起き上がりません。心臓をつかまれる思いがしました。泣きながらも起き上がったときは正直、ホッとしました。子どもが体操をやると決めた時から、ある程度は覚悟を決めていましたがやはり動揺しますね。器械体操というのは確かに危険なスポーツです。過去、試合中に死亡した選手もいます。なぜそんな危険な競技をやらせてるんでしょう。やはり技が決まったときや試合でいい結果が出せた時の娘の顔が輝いているからでしょう。
★屋外事故(0歳児の例)
お座りできるようになった頃海に連れて行って、赤ちゃん用のお風呂椅子にすわらせていたら、前につんのめって椅子ごと転倒。砂に顔が埋まって叫ぶこともできない。そばにいたからよかったものの・・・べビーチェアを過信してはいけない。
★家庭内事故/その他(7歳児の例)
お友達が遊びに来ていて、寝ている子どもを踏んでしまった。最近の若いおかあさんは、自分の話に夢中になるとつい子どもの事を忘れそうになっている傾向にある。事故のほとんどが、お母さんが近くにいるときに起きていることを知って欲しい。
★家庭内事故/強打(4歳児の例)
廊下を歩いていて開けておいたドアの取っ手にぶつかり眉のあたりを4針縫う怪我をした。廊下に電話台を置いて通路が狭くなっていたのでドアにぶつかったので、なるべく廊下は広くしておかなければならないと思った。
★家庭内事故/誤飲(0歳児の例)
タバコの誤飲。いすの背もたれにかけてあったコートのポケットからタバコをとりだし口に入れようとしていた。タバコ等誤飲の恐れのあるものをポケットに入れたまま、子どもの手の届くところに置かない。
★家庭内事故/誤飲(1歳児の例)
煙草を布団の下に隠してうたた寝して起きたら、なぜか隠しておいた煙草を子どもが食べていた。慌てて救急車を呼び病院へ。胃を洗浄したら少ししか食べてなかったので大丈夫だったけど先生にひどく怒られた。子どもは見ていないと思ってもちゃんと見ているので絶対手の届かない所に置く様に気をつけて!
★家庭内事故/誤飲(0歳児の例)
家の中の壁に、パソコンコードをコの字型のピンで固定しているのですが、まさか11ヶ月の赤ちゃんの力で外れるとは思っていなかったのが見事外され、知らぬ間に口に入れていて怖かった。幸いけがはありませんでした。赤ちゃんといえども、割りと力と知恵がある。油断できない。
★家庭内事故/転倒(1歳児の例)
お風呂のお掃除をしていたら、歩き始めて数ヶ月の我が子が後ろに。びちゃびちゃの床ではしゃぎはじめて、つるっと転倒。ほんの一瞬「おぎゃっ」と言ったきり気を失い動かなくなりました。完全にパニック。頭を動かしてはならないと知っていても、ゆっさゆっさ、おいっおいっと必死に起こそうとしました。結局数分後に生き返り、軽い脳しんとう程度でしたが、もしかしたらと考えると怖くなります。特に自分が冷静でいられなくなることが怖いです。扉はしめる。小さい頃はどこにでも行き、何にでも興味を示します。よくキッチンのシンクの扉に包丁が収納されていますが、これも危険。がちゃっと閉められる扉はすべて閉め、危険区域を含めあまり自由にさせすぎないことが肝心です。
★家庭内事故/転落(1歳男児の例)
私の息子がもう少しで2才になる頃です。高いところに登るのが好きで、いすに登り次はダイニングテーブルにまで乗るようになってしまいました。見ているから大丈夫と思っていた矢先、ダイニングのいすを窓のところまでひきずっていき、窓わくから顔を出していたのです!窓からダイニングテーブルがあるところまでは結構距離があったし、まさかいすを運ぶなんて・・(結構重いんです)血の気が引きました。まだ頭が重く不安定な時期なので、何かを見ようとした拍子に下に落ちてもおかしくありません。ちなみに2階の窓です。窓の近くによじ登れるものをおいていなくても、移動させてしまうということまで頭が回りませんでした。今でも窓から顔を出していた我が子を思い出すだけでゾっとします。窓はどの家にもマンションにもあるものです。ベランダはもちろんのこと、高いところやそうでないところでも窓は大変危険だと思いました。子どもは絶対外を見たがるし、身を乗り出すのは必至です。我が子はまだ1才でしたが、3才くらいの子なら窓のカギもあけてしまうことでしょう。「この子の背では届かない。」と安心してしまうのは非常に危険です。目を離さないつもりでも、子どもは30秒もあればとんでもない行動をおこすものです。自分に過信してしまうのがいかに危険か身にしみたので、家の中での危険対策は日々考えて、実行しています。今は窓に必ず2重のロックをしています。
★家庭内事故/転倒(2歳児の例)
立って歯磨きをすると、走り回ったり、歩いたりして、もしものことがあってはいけないので、うちでは、リビングで私の見ているところで、歯磨きをさせていた。その日は眠かったらしく、歯ブラシをくわえたまま、前のめりになって、歯ブラシをのどについてしまった。オエっとなって食べたものをすぐに吐いて、擦ったところから、血が出て本人も私も気が動転した。土曜の夜だったが、かかりつけの先生に電話をしてみた。いらしゃって、電話で大丈夫だから、歯ブラシは先が丸いから大丈夫、血が止まっているなら気を落ち着けて、今夜12時まで起きていてあげるから、何かあったらすぐに連れてきなさいと言ってくださった。そのまま、落ち着いて寝てどうも無かったのでよかったが、あれが割り箸だと思うとぞーっとする。眠くなる前に歯磨きをする。立って、箸や、歯ブラシを絶対使わせない。子どもから目を離さない。
★家庭内事故/やけど(3歳児の例)
ピンセットをコンセントに突っ込んでしまい感電?やけどをしてしまいました。思いがけない行動でした、子どもはなにごとにも興味深々なので色々な事を試してしまうんだなと実感しました。
★金銭強要(11歳児の例)
近所のスーパーで、買い物をしようと入り口の前に立ったところを、若い男の子に引き止められ、お金をもっているかどうか聞かれた。そのとき私はスーパーの中にいたので子どもが慌ててお店に入ってきた。私が見たときはもういませんでした。偶然私がいたから幸いでしたが年齢的にはもう一人ででも買い物に行ける年なので、そのときは余分なお金は持たない、できるだけ大きな声を出すとか、お店の人に助けを求める、などの話しをしました。
★金銭強要(8歳男児の例)
息子が2年生の時 息子から「お買い物へ行ってあげる」と言ってくれたのでお金(1000円)を渡したのですが 途中で中学生(?)のお兄ちゃんに声をかけられ「お金を持ってるか?」と聞かれ「うん・・」と答えると「見せて!」と言われ見せたら「オレさっきお金おとしたんや」と奪い取られ「返えして!」と言うと 「手で目を伏せて10数えたら返えしたる!」と言われその通りにしたら「お金はそこ(植え込み)に投げたから。」と言って自転車でそこから去った。誘拐は有り得るかもしれないので 大人の人について行かない様等は、何度も話した事は有りましたが まさかこんな小さい子(クラスで1番低い)が恐喝に合うなんて考えてもみなかったです。いづれ小5くらいになったら注意しようと考えていましたが・・・自分を守る為の嘘(お金を持ってない等)は、早く教えた方がいいです。また、通りがかりの人に助けを求めたり、近所の店や家に飛び込む事を教えてます。
★金銭強要(15歳児の例)
買い物から家に帰ると子どもが電話に出ていて。私が帰ってくるなり子機を二階のトイレに持っていき話をしていたのでなにやら怪しいと思い階段で聞き耳を立てているとどうも先輩からお金をせびられている様子会話のなかに「ないですよ本当に今もってないです」と繰り返していたので電話機を取り上げて相手に「何の用か家の子は金ずるなのか」と聞くとどうもその当時同級生のなかでツッパッテる奴が先輩からお金をせびられ本人も持っていない為その子がうちの子どもに振ってきたらしかった。その子達がたまっている所を知っていたので電話で説教後その溜まり場に乗り込んでいきもう二度するなと注意しに行った。一応その先輩とやらは謝ってはいたがそういう現状を学校もその先輩の親も知らずにいる。一応学校の担任にはその後を見守ってくれるように頼んだがあまり当てにはならなかった。先生いわく卒業したらハッキリ言ってその子が犯罪を犯そうと元教師と言うだけで家庭の事には口出しできないとの事・・・なさけない。自分の子供にもっと関心を持ってほしい悪い事も良い事も自分の子に限ってと思ってる親は未だに多いし。グレてしまってる子の親は何事も自分に降りかかってくるのがいやで「私が甘やかしてしまったから」などと言い訳しているばかりで。そのグレている子達は自分の事を親にもっと見てほしいと訴えている事を誰も気が付いてあげていない。とにかくもっと会話してほしい。
★交通事故/チャイルドシート不着用(3歳児の例)
何年か前の話なのですが、まだ、チャイルドシートの着用が、義務付けられてない頃、夏の日に、窓を開けて、子どもを助手席に乗せて走っていました。片側3車線の道路です。右折の信号待ちで、対向車側の車が切れたので、急いでハンドルをきったら、助手席の窓から、子どもが落ちそうになり、心臓が口から飛び出そうなほど、驚きました。上半身が外に出ていた状態で、慌てて子どもの洋服をつかんで、引っ張ったのですが、それからは、子どもは、後部座席、ドア、窓のロックは必ずするようになりました。一歩間違ったらと思うと・・・恐ろしくて、大反省しました。子どもに関しては、「このくらい大丈夫だろう・・・」は決してありえないということを学びました。それからは、大丈夫だろうではなく、万が一と考えるようにしています。
★交通事故/チャイルドシート不着用(6歳児の例)
チャイルドシートをつけずに助手席に乗せていたら、間違って子どもが自分で車のドアを開けてしまい、カーブを曲がったひょうしに車外へ放り出されてしまった。やっぱりチャイルドシート(シートベルト)はきちんとつけないといけないと思った。
★交通事故/自転車関連(4歳児の例)
青信号を自転車で渡ろうとした子どもが、同じ方向から走ってきて左折しようとした4tトラックの前輪の下敷きになり死亡した。母親は前を走っていた。場所はスーパーの近くで、日曜であったことから自転車及び歩行者は普段より多かった。今回の事故は運転者の不注意であるが、トラック等運転席が高い車種では小さな子どもは死角に入ってしまうので、親が積極的に注意すべきである。子どもと一緒に自転車で出かけるときは、必ずすぐ後ろを走らせ、必ず子どもとの距離を開けないようにし、今回のように青信号であっても他の車の動きに常に気を配る。子どもに前を走らせて自分の視界に置くということも考えられるが、この場合よく声をかけて飛び出しをさせないようにしなければならない。後日TVニュースで見たが、分離式信号(車と歩行者の信号を同時に青にしない)を今回のような場所に早く導入してほしい。
★交通事故(8歳児の例)
通学路を歩行中持っていた急におトイレに行きたくなり信号が待ちきれず渋滞で停車していた車を横切り反対車線から走ってきたダンプに巻き込まれた。幸運にも軽症で済んだのが良かった・・・。子どもには用事は学校で必ず済ませてから帰ってくるようにと伝え、万が一の時は近くの商店の方に助けて貰う様にと指導しました。
★交通事故(5歳児の例)
保育園に駐車場が無く、車で登園する親御さんが道路に止めて子どもを迎えに行き、親が先に乗り、車を動かすため子どもを待つように言ったがバックしている間に子どもが飛び出し車の後ろにひかれた形で亡くなった。車には必ず子どもを先に乗せる。遠くからきた人は仕方ないかもしれないが、近くの人は絶対に車でこない様にさせる。
★病気/誤診(1歳児の例)
私は小児科医なのですが、普段私の外来に来ている子どもが夜間に熱を出し、夜間救急当番の別の病院を受診し、解熱剤の坐薬を処方されました。お母さんがその子にその坐薬を使用したところ、体温が35℃まで低下し、顔色が真っ青になってしまったそうです。お母さんは心配だったけどそのまま様子を見ていたのですが、翌日、私の外来にやってきて、その話をしてくれました。お母さんに解熱剤の種類を確認してもらったところ、成人に使用するボルタレンと言う解熱剤でした。まともな小児科医は1歳の子どもにボルタレンを処方するとは思えません。なぜなら、インフルエンザ脳症やライ症候群という致死的な病気を引き起こす危険があるからです。かかりつけの医師を見つけ、いつも相談するようにしましょう。子どもに安全に使える解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンだけです。それ以外の解熱剤を処方されたときは医師に説明を求めてください。納得のいく答えが返ってこない場合はその薬は使用せず、別の医師のところに行きましょう。
★子どもの暴力(11歳児の例)
モデルガンらしきものを向けられて、打つぞと脅された。親がもっと自分の子どもが何を持っているが把握すべきだと思う。危険なものは買い与えないようにするべきである。
★子どもの暴力(3歳児の例)
友達から顔をひっかかれた。爪はまめに切らないといけない。
★子どもの暴力(14歳児の例)
突然中学生ぐらいの男子3人組にスパナで殴られそうになった。夕方は子ども同士で出歩かないようにする。
★自転車事故(5歳児の例)
自転車の後ろに子ども椅子なしで乗せていて足を巻き込んでしまった。かかとをぱっくりと切ってしまい、8針縫いました。幸いすれすれでアキレス腱、骨共に無事でした。自転車の後ろに乗せるときは子ども椅子なしでは乗せてはいけません。いくら注意してもほんの一瞬の出来事で事故につながってしまうから・・・
★自転車事故(4歳児の例)
通園途中に子ども用後部座席に座っていて寝てしまい、足を後輪に挟んでしまい骨折。親の背中には目がありません。後ろに乗せる子どもには、寝ないよう言い聞かせないとだめですね。
★自転車事故(1歳児の例)
自転車に子どもを乗せたまま、ほんの数秒離れてしまい、そのまま倒れた。唇が切れ、頬がはれてしまった。椅子のロックをしていたが、子どもが立ち上がりそうになり、体重が片方へよってしまったらしい。当たり前だが、子どもに関わることはちょっとなら・・・という甘えは禁物。
★車上荒らし(2歳児の例)
妹を乗せて保育園にお姉ちゃんを迎えに行き、妹を車に残したまま保育園に入りました、お姉ちゃんを連れて車に戻ると、ガラスが割られていて妹はガラスまみれで泣いていた。最低限子どもにけがをさせないように、どんな時でも子どもは連れて行く事。
★駐車場事故(3歳児の例)
買い物で車を駐車場に止め、子どもをおろし鍵をかけていたら知らない間に動いていて車にひかれそうになりました。子どもをおろしても必ず手をつなぎながら鍵を閉めてください。
★デパート・スーパー・コンビニなどでの事故(4歳児の例)
コンビニの自動ドアが開かなくて、じっと待っていたら開きかけたドアが急にしまり、ドアに挟まれてしまった。子ども1人では自動ドアの前に立たせない。
★不審者遭遇/家宅侵入未遂(主婦の例)
2月の終りごろには、末っ子の通っている幼稚園のすぐ近くで、プロパンガス会社の社員を名乗ったので、1人で家にいたお母さんがドアを開けたところ男の人がハサミを持って立っていたそうですが、近所の家に逃げて無事だったそうです。たまたま家にいたのが大人でしたが、子どもでも起こり得ることです。子どもだけで留守番しているときは、必ず相手を確認する、知っている人以外はドアを開けないことを子どもと約束するようにしましょう。
★不審者遭遇/家宅侵入(女子高生の例)
ナイフを持った目だし帽の男がエレベーターや道路で待ち伏せし、同市内の女子中高生を襲った。中には、家の鍵を開ける時を狙って家に押し入られた子も。朝とか夜とか時間はあまり関係なく、登校途中の女子高生も襲われている。3日間くらい連続で起きたので、近くの学校は何日間か女子生徒の部活動を制限し、早く帰らせていた。家の近くだからといって安心してはいけない。こんな近所でも事件は起こるのだから、人事と思わず、住民で見回りなどをする必要がある。あと、日中でも人通りの少ないところは避けるように子どもに教えなければならない。
★不審者遭遇/家宅侵入(5歳児の例)
お母さんが、近所に回覧板をおいてきているわずかな時間に、泥棒に入られて、家の中にいた子どもが泥棒と出会ってしまった。近所に出かけるにしても、必ず鍵をかける。
★不審者遭遇/家宅侵入(小学生の例)
3月12日、同じ市内の小学生が下校時に後をつけられて、伝染病が発生したので調べさせてほしい、保健所から来たといって男の人が家の中まで入ってきたそうです。毎年春先になると変質者が出るのですが、今年はだましてドアを開けさせたり、家の中に入り込むという話しをよくききます。ドアを開ける前に相手を必ず確かめるように、子供に念をおしておく事が必要だと思います。又、親の知り合いだと名乗ったり、お母さんがけがをしたから病院に行こうとドアを開けさせようとすることもあるそうです。
★不審者遭遇/その他(幼稚園年長〜小学3年生の例)
公園で、夕方4時くらい、みんなで遊んでいると、28〜30歳前半の男が、ベンチに座って、幼稚園年長〜小学3年生くらいまでの女の子ばかり目で追っている、仕事中でもなく、何をするでもなく、女の子を見ているのに気付き、みんなを連れて、帰ろうとすると、その男も黒塗りの、ワンボックスカーに乗って様子をうかがっていた。そのまま、子供たちを連れて、それぞれの家まで送り届けた。母親が帰ってきてから電話でこんなことがあったので、気をつけてくださいと連絡した。警察にも連絡して、パトロールを強化してもらった。公園には一人で行かさない。どなたか大人のいる公園で遊ばせる。小学生でも、一人で遊びに行かさない。ご近所との連絡を蜜にし、ご近所づきあいも良くしておくと、手が話せないときに、見ていてもらえる。その後、携帯電話を持ってなかったが、すぐ持つようにした。
★不審者遭遇/尾行・追いかけ(15歳女児の例)
娘から電話があり急いで迎えに行きました。学校に通うのに繁華街を通ります。部活で帰りが遅いのですが、その日は、電話があり(何処に行っても同じ人物が自分を見てる)と言うものでした。娘は近眼もあり、余程近くに来ないと顏もわからない位です。その娘が気がついた言う事は、よっぽど、しつこくつきまとっているんだなぁと思い、急いで駅まで行きました。案の定、つけていた人物も降りて来たでは、ありませんか。本当に驚きました。 とにかく暗い夜道を歩く時は周囲に気をつける事。あと怪しい人物が居たら、携帯電話で親と話してるふりをしながら帰って来る事にしました。
★不審な電話(6歳児の例)
宅配便やゲームの会社を装って、『お子さまへのお届け物があるので、住所の確認をさせてください』『お友達の〜ちゃんの住所を教えてください』という住所を聞き出す為の悪質電話が地域の学校の生徒の自宅に数件ありました。学校より緊急電話連絡網の管理についての注意のお手紙が配布されました。以前は住所も載せていましたが、今は、生徒の名前と電話番号だけが書いてあります。お友達の住所がわからないと不便もありますが悪質ないたずら等に使用される可能性があるためしかたがないのだと思います。
★不審物(7歳児の例)
朝、通学路の子どもの目線に入る位置に尿入り2リットルペットボトルが数カ所置かれてあった。道などに不信物があっても絶対にさわったりいたずらしたりしないで周りの大人や先生などに知らせること。何が入っているかわからないので興味があってもさわってはいけない。
★水辺の事故(10歳児の例)
川遊び。楽しいのはわかりますが、雨上がりで増水している川の中に、10歳の男も子が3人はいっていました。声をかけて上がるようにいいましたが、一歩間違えばながされていたかもしれません。地域の子どもは 地域の目で見守って行く事が大切。今は我が子だけしか見れない子育てが蔓延している。また子どもというものを知らない子育てが行われている。子どもにとって何が一番必要なのか。大人側の生活の乱れが子ども達にどんな影響を与えているのか私達もまだまだ模索と実践の最中です。
★虫や動物による被害(9歳児の例)
友達の耳に虫が止まっていたので取ってあげようとしたところ(はしで)その子が振り向いたため危うく鼓膜を破るところでした。人に何かをしてあげる時には一声かけてあげましょう
★遊具事故(4歳児の例)
幼稚園のブランコから落ちて、自分の乗っていたブランコで後頭部を打った。ブランコで危険な乗り方をしないように注意している。また、後頭部を打ったことから、脳外科に診察を受けたが、その際もらったパンフレットに「あまり周囲が騒がないように、後々周囲がそのケガを言うことから後遺症ではないのに神経症的なものがあらわれる場合がある。」と書かれていたので、子どもの前では、怪我のことを言わないようにしている。
★遊具事故(2歳児の例)
公園でよく遊んでいるお友達がすべりだいから落ちました。もちろんてっぺんまで登ってからです。そのお母さんは子どもに「自分でやらせる」ということを徹底していて、「自分で登れるから一人でやりなさい」とか「自分ですべれないならすべりだいはやらせない」という方針で子どもを遊ばせていました。しかも他のお母さんたちとおしゃべりをするとほとんど子どもを見ていません。そんな時、その子はまだ危なげな登りかたですべり台をのぼりはじめ、やはり一人で怖かったのか「ママー」とてっぺんから呼ぼうとしたとき、手を離してまっさかさまに落ちてしまったのです。私はすべり台の近くにいなかったのですが、危なげな様子に心配して見ていたので、心臓がとまるほどびっくりしました。最初に悲鳴をあげて駆け寄ったのは私で、その子のお母さんは何がおきたのか??って感じでした。打ち所がよかったのが、擦り傷と打撲ですんだようです。まだ2才くらいの子は身体が未発達だから、やはり母親は手助けすることも必要だと思いました。外には危険がいっぱいです。特に1才から3才くらいの子には危険を察知する能力にも欠けているし、やることが唐突なので、母親は常に自分の子どもの近くで目を光らせていないといけないと思いました。外にでることは母親にとって他の人とのコミュニケーションにもなり、つい話し込んでしまうかもしれませんが、常に目は子どもにむけていなくてはいけないと思いました。すべりだいは特に高いので、登るときは手をそえなくても近くにいるべきだと思います。
★遊具事故(2歳男児の例)
手だけで移動するジャングルジムに息子の力を試そうと思い足のつく所で掴ませぶら下がりをさせたら出来たから、今度は足のつかない所に掴まらせて見ていたら、ドスンと下に落ちてオデコをおもいっきり打って血が出た・・。無理な事をさせてしまった・・。 子どもが出来るだろうと親の勝手な判断でしてはいけない
★その他(2歳児の例)
育児サークルに入っていて、毎週木曜日に公民館を借りています。その公民館の和室での出来事。他のサークルが使うホワイトボードが床の間においてあって、段差の分をカバーするためにすのこを置いてその上にホワイトボードが乗っかっていたのですが、子どもがホワイトボードの周りで遊ぶことが多く、とうとう倒れてきてしまいました。そばにいた私がホワイトボードを体で受け止めたので、その子どもには幸運にも怪我はありませんでした。その代わり私は首を捻挫しましたが。子どもから目を離してはいけないことはもちろんですが、公民館側ともっと話し合って、ホワイトボードの場所を検討するなどしなければいけないと思いました。
★その他(1歳児の例)
私が怪我をして通院していた時。子どもも一緒に連れて行きました。診察の過程で子どもが愚図ってしまい、困っていると見知らぬ中年の女性が「だっこしててあげるから。」と言って下さり、看護婦さんも忙しそうだったので頼めず、返事に困っていたのですが、人の善意は素直に聞いた方が良いのかとも思い、結局、少しの間見ていてもらう事にしました。しかし、診察を終えて元の場所に戻ってみたら、女性も我が子もいません!びっくりして、捜しまわった所、気を効かせてくれた女性が、ロビーの方迄子供を連れて行っていたのです。もちろん、丁重にお礼を行っておきましたが、心臓が止まるかと思いました!今回の件は大事に至りませんでしたが、見ず知らずの人に、簡単に子どもを預けない。どうしてもやむ負えない時は、せめて、名前を聞いておく。複数の人にお願いするか、場所を離れないで欲しいとお願いする。どれも難しい事ばかり。ひとの善意を疑ってはいけないが、世の中良い人ばかりではない。
先月までは「いじめ」がトップでしたが、今回は「交通事故」トップになりました。これは、「危険回避見聞録」で「子どもの交通安全教育」についての取材レポートを掲載したことが影響しているのかもしれません。また時期的に春休み〜新学期ということで、交通事故への関心が高まったとも言えると思います。
人気があったサイトBEST3は以下の通りです。
1. 子育ちWAO!
・ひとことポンというコーナーが色々な子供のことを簡単に知れてスキです。
・子供の躾や教育のあり方について何でも話せるからそれに料理や懸賞などもありますし、コンテンツも色々あって楽しいですよ
・子供向けの絵本などの紹介、プレゼントがある。
2. ベネッセウイメンズパーク
・会員制で、女性限定のサイト。子供についての悩みなど相談できるし、経験者だけによいアドバイスがもらえるから。
・子供の年齢別から子供の出来ない人、働くお母さん、色々な人が見れるようになってる。
・年齢別に子供の相談などができ、地域別にもいろいろな情報がある。最近は子供用品のオークションも始まりました。
3. e-baby
・ひめくりという、その子の月齢にあったメールが毎日届く。
・自分と同じ境遇の人や仲間が見つかりおしゃべり広場を通して悩みなどを相談したり、ストレスを発散したりできる。
・先生に子供の病気や気がかりなどを相談出来るコーナーもある。
次点 マグネット
・子どもが遊べるだけでなく最近は相談質のような掲示板が書きやすくいろんな人がいるので楽しい。
・子ども同士でメールの交換が安心して行うことができるから
支持数は少なかったのですが、頂いたご意見の中で、子どもの危険回避研究所としてもオススメだなあと思ったサイトは以下の通りです。
・保育ing(ホイキング)
(子どもの病気、育児の悩みについてアドバイザースタッフに相談できるコーナーがあります。
複数のアドバイザーに相談して、偏らない意見を聞くこともできます。)