■アンケート調査の概要
■主な設問
■簡易結果報告と考察
★いじめ(13歳男児の例)
教室でのいじめ(仲間はずれ)のため、不登校になってしまった。そのお母さんも心労のため、入院した。このいじめは、最近始まったものではなく、小4のころから始まっていた。しかし、小学校のころは、これと言った対策はなされずに、中学校になってもそのまま継続している。特に、小6の時に病気でその子が入院したため、「先生が他の子どもよりも贔屓した」と、同じクラスの女の子が感じてしまったことがさらに、いじめをましてしまったようです。先生に一言。病気の子をかばう気持ちは、十分に理解できますが、他の子から見た場合、「あの子は先生にかわいがられている」と見られると、結局その子がいじめの対象となってしまう場合もあります。気をつけてください.みんな同じように「愛されたい。気にしてくれている。」と思いたいのだと思います。
★いじめ(9歳男児の例)
学校の図工の授業中、いつも息子をいじめている子が、彫刻刀を持って息子のカバンを引き裂きました。カバンだったのでよかったものの、息子の身体だったら・・・と思うとぞっとします。とにかくすぐに相手の親と担任に報告しました。学校での事故(いじめなども)は親の見ていないところで起こることなので、子どもから詳しく事情を聞いて、きちんと対応してもらえるまで話していくことが大事だと思います。
★いじめ(6歳女児の例)
同級生の男の子に、殺されそうになりました。一年生の5月末から殴る蹴る、階段で突き飛ばす、暴言を吐く等の行為が始まり、担任に訴えたところ、当事者同士を並べて話し合いをさせ、それが原因で更に陰湿ないじめ(今度誰かにいったら殺してやるといい、口止めをした)が始まりました。その後、校内ばかりでなく自宅まで付きまとったり、車道で車の前に突き飛ばされたり、露出した下半身を見せられたりしました。親や教師に打ち明けられなかった娘は、学校を休むこともできず、登校すると不定愁訴を訴えて、保健室に行っていたそうです。娘には、残念だが、あなたが善意で友人になろうとしてもその善意がわからない人が世の中にはいる。ということと、”いじめていることを親に言ったら殺してやる!”といわれても私たち両親や学校が全力で守るから、安心していいよ。必ず、守るからといいました。
★屋外転倒・転落(11歳男児の例)
塀にのぼって子供たちで遊んでいて、飛び降りたとき、竹の切った棒にお尻のあたりが刺さり、3cmの深さで突き刺さったため、2箇所縫った。肛門と玉袋の間だったので、あとすこしで大変なことになるところだった。たまたま保護者が家にいたため、大量出血で気持ち悪くなった子どもを救急車で運んだから良かったものの、近くに大人がいなかったら、どうなっていたかを思うとゾッとする!本人は「大丈夫、大丈夫」と救急車を拒否した。しかし出血がひどかったので、嫌がるのを無理やりパンツの中見せてもらって、血の塊があるのを見て慌てたんです。大人の冷静な判断・行動がとても大切だと痛感しました。
★屋外転倒(9歳女児の例)
朝、登校途中に自分の持っていた傘に足を引っ掛けて思い切り顔から転んだ。ご近所の方がたまたま見ていたそうで、一緒に帰ってきてくださった。顔はあごの裂傷、口びる、鼻と、結構出血したのですぐ病院へ向かい、全治3週間となった。やはり本人の不注意もあるが、学校までの距離が校内で一番遠いため、手荷物は最小限にしてやりたい。朝は特に体が鈍いのでたまには親も通学班の様子をみるべきと反省した。
★家庭内事故/やけど(1歳男児の例)
息子の食事の用意をして、冷ますために手が届かない所に置いておく事にしたが、キッチンが狭いためお盆にのせ、ガスコンロの上に置いた。すると背伸びをしてお盆のふちに手をかけ、ひっくり返してしまった。幸い汁物もそんなに熱くはなく、大事には至らなかったが、急いで泣き叫ぶ息子を冷やして、服を着替えさせた。夕方のいらいらしている時で、息子をきつく叱ってしまったが、手の届くところに置いた私に責任がある。子どもの手の届く範囲を甘く見てはいけないし、とくに熱いものには細心の注意を払っても払いすぎることは無いと思った。
★家庭内事故/転倒・転落(0歳児の例)
お風呂に入るときに、子どもを洗濯機の上に置いたら、動いて落ちてしまった。救急車で運ばれた。異常はなかった。子どもを物扱いしてはいけない。目を離さない。
★家庭内事故/誤飲(0歳児の例)
待ち針を口に入れた子を見て 吐き出させようとしたら 泣かせてしまい いきを継ぐ時に吸い込んでしまい気管に入った。病院で手術の検討がされている内に 今度は 胃腸に移っていた。気管異物のため激しく何度も咳をくり返している内に 吐き出し再度飲み込んだらしい。結局は便と共に排出された。泣く時の吸い込む息の強さはものすごいものであるらしい。口に異物を見つけた時は 泣かさないことが不可欠。気管に入ったものが針であったことは ピーナツなどガスを発生して気管とはいをへしゃげさせてしまうものにくらべてまだ良かったらしい。ピーナツを吸い込んだ子は2〜3時間でほとんどだめになるらしいとのこと。
★自転車二人乗り事故(3歳男児の例)
子どもを幼稚園に自転車の後ろに乗せて送る途中、歩道を走っていたにもかかわらずあまりにも道幅が狭かったため、ほんの少し顔を横に出していた息子のおでこと標識の棒がぶつかってしまいかなり腫上がってしまった。友人の子どもも同じ経験をしたことがあり、打ち所が悪かったら・・・とおもうとぞっとします。歩道だからといって安心せず、注意して走行しなければ・・・と思いました。
★交通事故未遂(3歳女児の例)
保育園へ送っていって先に子どもを車から降ろして荷物を取っていたとき二人乗りの原付バイクが子どものすぐ脇を爆走。パトカーから逃げている途中でそれはすごいスピードで・・・。その後は、子どもと一緒に車から降りるようにして荷物はトランクへ入れてます。常に手はつないでます。
★連れ去り未遂(12歳児の例)
住宅街で、車も時々通る道で、男性ふたりが乗った車にその子が引っ張られているのを目撃した父母がいたらしく、大声で「○○ちゃん!」と叫んだらドアを開けたまま急発進して逃げたとのこと。ちょうど全国的に誘拐・行方不明者探し等テレビでやってる頃で、みんな敏感になってた。「困った人がいたら助けてあげよう」というのは昔の話なのかな、と少し寂しい気もしますが、命があってこそなので、知らない人に声をかけられたら距離をおいて話をする、どうやって助けを求められるかすぐ考える、ということを教えました。
★連れ去り未遂(3歳児の例)
子供が怪しそうな人について行こうとしたので、声をかけた。わがままな大人、自分の事(子)しか考えない大人が増えているので、我が子でなくても気が付けば声をかけてあげたり注意しなければ犠牲者・被害者が増えるばかりになってしまう。
先月同様、いじめなどのメンタルな面について、通り魔や誘拐などの凶悪犯罪への関心も高いようです。また、1月から2月にかけて全国各地でインフルエンザが猛威を奮い、学級閉鎖が相次いだことなどが影響したせいかインフルエンザへの関心も高まっています。虐待に関するニュースも多かったことから、虐待への関心も増えていました。
人気があったサイトBEST3は以下の通りです。
1. 子育ちWAO!
・育児をしていく上での専門家や乳幼児を持つ方々の意見・考え方がためになる。
・年齢別等で親同士情報交換、相談ができ、また、皆さんとても親切丁寧で懇親的に応えてくれる。プレゼントコーナーもある。
・小さな子供がメインですが、色々な体験談やアドバイスが聞けて、尚且つ、親同士のコミュニケーションもはかれるので、励まされたり楽しいサイトだと思います。
2. ベネッセウイメンズパーク
・子どもの年齢別にいろいろな情報が得られることと、全国地域別に口コミ情報が得られる。
・いろいろな人と知り合える。
2. 子どもの危険回避研究所
・一番具体的で、積極的、かつ現実性があります。
3. Yahoo!きっず
・選択バリエーションが抱負で、しかもリアルタイムな情報としては、最高の所だと思います。
・学校でもトップ画面に設定しているというくらい、安心の検索サイト。その中身は子ども用とは思えないくらい充実しています。勉強からゲームまであるので面白い。
3. ドラえもんワールド
・子どもから大人まで楽しめるゲームやグリーティングカード(動画のアニメーション)などあるため。
支持数は少なかったのですが、頂いたご意見の中で、子どもの危険回避研究所としてもオススメだなあと思ったサイトは以下の通りです。
・All About Japan(オールアバウトジャパン)
(「防犯」「幼児教育」「育児の基礎知識」のそれぞれのコーナーで当研究所が紹介されています)