セーフコミュニティとは、「けが」や「事故」など日常生活のなかで人々の健康を阻害する要因を「予防」することによって、安全なまちづくりを進めているコミュニティのことで、WHO地域の安全向上のための協働センター(WHO
Collaborating Centre on Community Safety Promotion)が提示している6つの指針をクリアした時点で「セーフコミュニティ申請書」を提出することができ、審査を経て、認証されるシステムです。
セーフ・コミュニティのための指針(INDICATORS
FOR SAFE COMMUNITIES)
<6つの指針>
1.コミュニティにおいて、セーフティ・プロモーションに関連するセクションの垣根を越えた組織が設置され、それらの協働のための施設がある。
2.全ての性別、年齢、環境、状況をカバーする長期にわたる継続的なプログラムを実施する。
3.ハイリスクグループと環境に焦点を当てたプログラム、及び弱者とされるグループを対象とした安全性を高めるためのプログラムを実施する。
4.傷害が発生する頻度とその原因を記録するプログラムがある。
5.プログラム、プロセス、そして変化による影響をアセスメントするための評価基準がある。
6.国内及び国際的なセーフ・コミュニティネットワークへ継続的に参加する。
また株式会社 マチュールライフ研究所
の取締役である白石陽子氏が、日本で唯一人の「セーフコミュニティ・コーディネータ」、として2008年3月、WHO地域の安全のための協働センター(WHO
CSP CC)とアジア地域SC認証センター(韓国)から任命され、セーフコミュニティ活動の推進に向けた両機関との橋渡役としての役割も担っています。
( マチュールライフ研究所HP参照)
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