「ネット指導員」と同様の取り組みは、群馬、茨城、鳥取県など一部の自治体が数年前から独自に行われています。
★群馬県「子どもセーフネットインストラクター」
携帯電話からのインターネットによる有害情報の実態や影響を把握し、その問題解決を図る基本的知識・技能を得たリーダーを養成するため、保護者、教師、青少年育成関係者等を対象とした子どもセーフネットインストラクター養成講座を開催しています。
また、17年度と19年度に実施した「群馬県子どもセーフネットインストラクター養成講座」を修了した方々により、※「ぐんま子どもセーフネット活動委員会」という市民団体が組織され、携帯電話からのインターネット等の有害情報から子どもたちを守るための活動を行っています。※「ぐんま子どもセーフネット活動委員会」のHPは只今準備中だそうです。お問い合わせは、こちら
参照ページ:
・群馬県子どもセーフネットインストラクターの養成について
(群馬県HP)
(協力:ねちずん村)
★茨城県「メディア教育指導員」
子どもたちを取り巻く有害情報の危険性を保護者に知ってもらうため、茨城県は、茨城県PTA連絡協議会とともに茨城県メディア教育指導員を養成しています。指導員は、小・中学生の保護者、教職員等を対象にケータイ・インターネットの持つ危険性を知らせる講演活動をしています。
参照ページ:
・第2回「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」
(文部科学省HP)
・茨城県メディア教育指導員が活動しています!(茨城県HP)
★鳥取県「ケータイ・インターネット教育推進員」
鳥取県では、子どもとメディアとのより良いつき合い方を考える「メディアとの接し方フォーラム」を2005年度から継続して実施しています。そして、ケータイ・インターネット教育啓発推進事業が毎年実施されています。事業の内容の一つの柱として、教育活動事業があり、ケータイ・インターネット教育推進員の養成講座や勉強会が実施されています。
(委託先:NPO法人 こども未来ネットワーク)
参照ページ:
・平成20年度ケータイ・インターネット教育啓発推進事業(鳥取県HP)
★東京都「インターネット・ゲームに関する家庭のルール作りファシリテーター」
東京都ではインターネットやゲームを利用する際のルール作りを各家庭が具体的に実践していくことを支援する目的で、主に小学生の保護者を対象とした冊子「ファミリeルール」を作成し、グループワーク形式の「ファミリeルール講座」を開催していますが、グループワークの進行役として、「ファシリテーター」の養成を行っています。
参照ページ:
・東京都 青少年・治安対策本部の重要な政策情報
(ページの中ほどに、 インターネット、ゲームに関する家庭のルール作り事業に関する説明があります。)
・ファミリeルール
(心の東京革命推進協議会(青少年育成協会)事務局 コンテンツ)
・インターネット、ゲーム 家庭のルール作りファシリテーター養成講座
(東京都小学校PTA協議会)
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