放課後子ども教室推進事業とは?
「放課後子ども教室推進事業」とは文部科学省管轄の事業で、厚生労働省の「放課後児童健全育成事業」と一体的あるいは連携して実施する「放課後子どもプラン」の一部です。
(参照:放課後子どもプラン全体像)
経緯
文部科学省では、平成16年度から18年度まで緊急3ヵ年計画として、「地域子ども教室推進事業」を実施。
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子どもが犠牲となる犯罪・凶悪事件が相次いで発生し社会問題化したことや、子どもを取り巻く家庭や地域の教育力の低下が指摘される中、平成18年5月に当時の少子化担当大臣より、「地域子ども教室推進事業」と「放課後児童健全育成事業」の放課後対策事業を、一体的あるいは連携して実施してはどうかとの提案を踏まえ、当時の文部科学大臣及び厚生労働大臣の両大臣が合意し、「放課後子どもプラン」を創設。
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平成19年度より、「地域子ども教室推進事業」の国の支援の仕組みや内容を変更して、「放課後子ども教室推進事業」を実施。
(参照:放課後子ども教室推進事業とは)
安全管理員とは?
平成18年度までの「地域子ども教室推進事業」では、PTA関係者、退職教員、大学生、青少年・社会教育団体関係者など、地域の多くの方々にボランティアとしてご参加いただき、安全管理面に配慮し、子どもたちを暖かく見守りながら、様々な活動が展開されていました。
「放課後子ども教室推進事業」においても地域の方々に協力を呼びかけていますが、「地域子ども教室推進事業よりもさらに具体的に役割が示されています。その役割は、「コーディネーター」「安全管理員」
「学習アドバイザー 」の三役で、そのうちの「安全管理員」は、子どもたちの安全管理を図る役割を持ち、研修会などが各地域で実施されています。
(参照:地域子ども教室推進事業 安全管理マニュアル)
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